short-trip (to mars)

きみだけがひかりだよ

「時は来た」雪解け水のその先を見つめる君の横に並んで

 Snow Manデビューコンサート”Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.”に思いを馳せて

"デビューコンサート"とわたしの話。

何年経ってもこの熱量を保存しておくために、ここに残します。

今年入って、大きな仕事に関わることになってプライベートが余裕なくなるくらい忙しくて!

ずっとしんどかったけど、なんと2D.2D.当選して(私にとってはじめてのスノ現場!)、それが本当に本当に嬉しくって、会えるって事実だけで生きていけるような気がしてた。

仕事で埋まってるスケジュール帳に、何よりも目立つように色を付けたライブの予定。何度も何度も確認して。

 


会える日のためだけにひたすらこなしていく毎日。

そんな中発表された、ツアー中止のお知らせ。

心がぽっきり折れてしまった。何のために毎日頑張ってるんだろうって、ただひたすら思って、どうしようもないまま時間だけ過ぎてく。

 


オンラインでの配信が決まった時も正直少し残念な気持ちだった。やっぱり、”会う”ことのエネルギーには勝てない気がしてて。(あと、はじめての当選の事実が真っ白に消えたのも結構キツかったな)

 


それに加えて、忙しさに拍車がかかったこともあって、めっきりこころが弱ってしまって。活動も全然追えないし。追いかけることに割くパワーが足りなくて、何のために好きでいるのかな、なんて考えたり、

 

 

ずっとずっと割り切れないまま始まったデビューコンサート。

そりゃもう、始まっちゃえば楽しくて、嬉しくて。

彼らが生きていて、歌って、踊って、ステージに立ってくれるだけでどれだけ幸せなことなんだろう。

悲しさや寂しさが埋まることはないけれど、これはこれでよかったのかもな、と思って。

 

 

 

諦めにも近い気持ちを抱えたまま迎えたライブ3日目。

6公演目の渡辺翔太さんの挨拶。そして、渡辺さんの言葉を皮切りに溢れ出すメンバーの本音。

 


長い長いJr.時代を経てやっと掴み取ったデビューコンサートが無観客での開催、悔しくないはずがない。

けど、それでも、泣き言ひとつ言わずにどんな形であれ、実施する道を選んでくれた彼らに、「会えないのが辛いです」なんて言うべきではないとずっとずっと思ってた。

 

けど、悔しいも悲しいも、なかったことにしなくていいんだって、彼らの言葉は、そんな風にわたしの中の消化しきれなかった気持ちまで全て掬って、抱き止めてくれたようだった。

 


彼らの想いが言葉に乗って、熱を持って、間違いなく画面越しの私の元まで届いたこと。

それだけで、ここまでの日々を許せる気がしている。

 

 

そしてオーラスの佐久間大介さんの挨拶。

毎公演ハケ際に「会おう!」と繰り返してくれた佐久間さん。

 

最後の最後の挨拶、「生きてたら絶対に会えるから」。

私が一番欲しかった言葉はきっとこれだったんだ。あたたかい涙が止まらなかった。

”絶対”なんてないけれど、いくつもの不可能を倒してきた貴方の言葉だ。そんな貴方の”絶対”を私は信じようと思う。

 

どんなにしんどくても、寂しくてもこの言葉があれば大丈夫な気がしています。明日へと繋ぐエナジーをくれて、本当に、本当にありがとう。

 

 

ありったけのありがとうをきみに。
紛れもなく、貴方達のために、私は、今日も明日も明後日も、命を燃やしていく。

 

 


最後に、デビューコンサート完走、本当におめでとうございます!

すべてはここから。

そして、願わくは次はもっと近くで熱を分け合えたら。

また、生きて会いましょう!

 

 2020 1026